佐賀市老人クラブ連合会
会長 古賀 一彦
佐賀市老人クラブ連合会の活動について
私は令和4年度の佐賀市老連総会に於いて佐賀市老人クラブ連合会の会長として新任されました。今後2年間精一杯努めますので宜しくお願いします。
老人クラブの大きな目標である「健康・友愛・奉仕」に向かって躍進していくために日々活動しています。
佐賀市老連の活動は5月の総会から始まり囲碁・将棋大会、女性部リーダー研修会、友愛活動ボランティアヘルパー研修会、新任会長研修会、ゲートボール大会、グラウンドゴルフ大会、高齢者趣味の作品展、高齢者スポーツ大会、市老連クラブ大会等たくさんの行事が計画され、着実に実施しております。これもひとえに会員皆様方の深いご理解とご協力の賜物と心より感謝しています。
恒例の市老連クラブ大会では諸先輩の皆様に表彰を行い、今までのご苦労に敬意を払い感謝を申し上げ、演芸
大会を式典終了後各校区等から26の出し物で盛り上がっています。
また、年4回実施しております、高齢者パソコン教室には年間80名の方々が受講されパソコンが使えるよう
になられており大変喜ばれております。
令和4年度は老人クラブ活動が発足して59周年を迎えることになりますが、この間、皆さんご承知のようにわが国は少子・高齢化が急速に進行しつつあり、特にそのピークが平成27年とされ、4人に1人が高齢者となる時期を迎えています。また、団塊の世代が75歳に到達する令和5年(2023年)には後期高齢者がピークとなり超高齢化が一段と進んでいきます。
高齢者は年々増加の傾向となっておりますが、老人クラブの会員が増加どころか、減少現象の幅が大きい状況であり、
全国老人クラブ連合会では、平成26年度より平成30年度までの5か年間で100万人会員増強運動を提唱しています。我が佐賀県としても、平成26年度より28年度までの3か年を前期計画・平成29年度から平成30年度までを後期計画として佐賀県6,500人会員増強を取り組んでいます。私たち佐賀市老連としても全老連・佐賀県老連の趣旨を十分に踏まえ、具体的目標として3%の会員増強運動の取組を目標として実施しています。会員増強運動の取組は終了しましたが、継続して会員増加の取組は必要であります。
このことにあたり、生き生きとした明るい高齢社会を実現するためにも、今後より一層老人クラブの活性化を図る必要があります。このため、全老連ではかねて全国三大運動目標として「健康・友愛・奉仕」を掲げておりますが、さらに今年度から重点目標として、老人クラブ活性化3ヵ年計画をたて、
@. 健康づくり・介護予防活動の推進」
?.「若手リーダー養成・活用
?.「一般高齢者への呼びかけ」
を掲げて積極的に魅力のある老人クラブ活動を展開することになっており、県老連及び市老連としても老人クラブ運動の原点に立ち返り、まずは、身近な人々との話合い、仲間づくりから始める必要があると思っています。
私は、かねがね老人クラブの活動の基本は「単位老人クラブにある」と考えていますが、その為にも会員の増加が
不可欠であります。
まずは、未加入高齢者への加入の誘いにより老人クラブへの加入率のアップと、団塊の世代と言われる昭和22年から24年にかけて生まれました人を如何に取り込むかが重要になってきますが、その為にも、魅力溢れる老人クラブを作る必要があり、一人一人の協力が必要となりますので、ぜひとも皆で楽しい老人クラブにしていきましょう。
これからも会員の方々が元気に積極的に地域活動に参加され、健康寿命を延ばしていかれますようご祈念申し上げ、
挨拶といたします。